大学の授業 〉 現役学生の声

大学の授業

現役学生の声

「講義は面白い?サークル・バイトとの両立は?進級は難しい?」
今まさに受講している先輩の声をお届けします。

学部4年生

一年次には基礎的な講義(外国語や文系科目・理系科目)を受けました。どの講義を選択するか迷いましたが、自分の興味やその講義のシラバスや噂などから決めました。二年次には、専門的な科目が多くなり、三年次には学生実験がありました。これらの授業は基本的に必修科目で必ず講義を取らなければならなかったので、迷ったりはしませんでした。また、一番印象に残っている講義は、ある数学の講義です。その講義では、学生に自分が面白いと感じた内容(例:素数やフィボナッチ数列など)について、学生が勉強してレポートを提出させ、その内容を先生が講義で解説するというものでした。高校までの「問題を解く」という形ではない数学の話が面白かったです。
四年次では、研究室に配属され、それまでの講義の単位を落としていなければ講義を取る必要はありません。研究で忙しくなりますが、研究関係で、学会や研修会・インターンシップなどを体験できる機会をいただき、非常に有意義でした。

学部4年生

 物理工学科では、2年生から3つのコースに配属されます。その一つである量子エネルギー工学コースでは、原子力工学・放射線工学・材料表面工学・ナノテクといった、物質の「量子」としての性質が重要となる分野について学びます。
1年生のうちは、工学部でほぼ共通の数学・化学・物理を中心とした教養科目を学びますが、2年後期からは専門分野の講義がメインになります。量エネの専門分野の講義としては、量子力学、プラズマ理工学、流体力学などがあります。講義の内容は、基本的には物理と化学が中心となりますが、数式を解くのに必要な数学や、主に放射線関連の研究をすすめる上で守らなければならない法律なども学ぶこともあります。また、1年から3年まで、各分野の基礎的な実験があります。
4年生になると3~4人ずつ研究室に配属され、卒業研究に入ります。ここでは、各研究室が受け持つより専門的な分野について、先生方や先輩方、それから様々な論文・参考書等から学びつつ、今まで誰もやったことのない研究を行うことになります。